この記事では、ラクゾンの使い方について解説していきます。
用語解説
オプション設定が完了したら、楽天市場に移動しましょう。ラクゾンは楽天市場の商品詳細ページで起動します。
- ページ内にJANコードがあった場合、
独自のルールで自動抽出を行う
↓ - Amazon のカタログを自動で検索する
↓ - 自動で利益計算を行った結果を表示
してくれます。
楽天市場の商品ページではこのように表示されます。

右部分を拡大すると以下のとおりです。

各項目の用語について解説します。
●仕入値
商品ページ内にある仕入れ値
●SPU
オプションページで設定したSPU倍率
●基本倍率
ショップポイントアップや
スーパーディールポイント
●追加倍率
オプションページで設定した
ハピタス分などのポイント倍率
●クー値引
クーポンによる値引き金額
●クー倍率
クーポンによる値引き倍率
(クー値引きと併用可能)
●カート値
Amazonのカート値
(カートがない場合、新品最安値で計算)
●利益額
アマゾンの手数料などを加味した利益額
●JANの横のアマゾン画像
アマゾンでJAN検索
(複数のカタログに該当があった場合、
このアイコンをクリックすることで、
候補となるカタログを表示)
●JANの横のキーゾン画像
キーゾンWEBでJAN検索
●ASINの横のアマゾン画像
アマゾンで商品ページを表示
●ASINの横のキーゾン画像
キーゾンWEBで商品表示
※再計算ボタンを押すと、Amazonの商品画像、
商品名、ランキング順位を表示
※【複数】と表示される場合は、
複数カタログが存在
まずは各用語を覚えて、ラクゾンの見方をマスターしましょう!
JANコード取得について
次にJANコード取得についてお話します。
AmazonでJANコードが見つからない場合
前記事でも説明しましたが、ラクゾンは
楽天の商品ページを開いた瞬間にJANコードを自動取得し、同時にAmazonのカタログも自動検索してくれます。
しかし、中にはAmazonでJANコードが取得できない商品もあります。その場合、ラクゾンの画面上には「該当カタログなし」と表示されます。

しかし、ここでリサーチをやめてしまうのはとてももったいないです。
JANが見つからない商品=パワーせどらーが使っているせどりツールの検索対象外
つまり、お宝商品が眠っていることがあります。
このような商品を見つけた際には、型番などを元にアマゾンでASINを特定し、楽天市場の商品詳細ページに戻りましょう。
今回はAmazonで商品名検索をすると、こちらのページがヒットしました。

登録情報欄を確認しASIN を特定して、楽天市場の商品詳細ページに戻りましょう。


黄色枠の部分にASIN を記入して「再集計」ボタンを押すことで、利益計算を行ってくれます。

そうすると、利益が出る商品ということがわかりました。


このようにJAN が見つからない商品は利益商品の可能性が高いので諦めずにリサーチするようにしましょう。
JAN が複数ある場合
カラー違いなど、ページ内に複数のJANがある場合、ラクゾンが希望のJANを抽出できない場合があります。
例えば、こちらの商品の場合カラーが3色あるので、該当カタログなしと表示されます。

この場合は、ラクゾンパネルに希望のJANをコピペして、再集計ボタンを押すことで、自動で利益計算をしてくれます。
※この時、ASIN の欄は必ず
【空欄】にして下さい。

再計算ボタンを押すと利益計算をしてくれます。
各色、JANをコピペして再計算をすると、このようになりました。



カラーバリエーションがある商品もライバルが見つけにくい商品なので利益が出る商品の可能性が高いです!
複数のカタログに該当がある場合
JANコードに該当する商品が複数あった場合、リサーチ結果表示に【複数該当】と表示されます。

その場合は、
JANの横のアマゾンアイコンをクリックして、アマゾンでJAN検索しましょう。

そうすると候補となるカタログが表示されます。

どのカタログで売るのが「最も利益が出て」「最もよく売れるのか」を調べてから、ASIN を指定して再集計ボタンを押してリサーチしましょう。

左がAmazonで単品売りの場合の利益計算で、
右がAmazonで2個まとめ売りの場合の
利益計算です。
2個まとめ売りした方が、利益率が高いことがすぐわかりますね。
注意点
楽天市場に出店している店舗の中でもいい加減なお店が存在します。商品URLに記載のJANと商品ページに記載されているJANが異なったり商品ページに記載されているJANと、商品型番が異なる場合もあります。
例えばこちらの商品は、KC-30T7(KC-30T6の後継機種)になりますがラクゾンでヒットしてるのは、KC-30T6になってます。

勘違いして、仕入れてしまうとアウトです。


必ず、JANコードだけでなく
商品ページに記載されている型番まで、Amazonに登録されている型番と一致しているか確認してから仕入れるように
しましょう。
複数個まとめ売りについて
次に、複数個まとめ売りについて説明します。
楽天側の商品が複数個入りで、アマゾン側の商品が単品売りの場合、個数欄の「楽」に、まとめ売りされている個数を入力して「再集計」ボタンを押すことで利益計算を行うことが出来ます。
例えば、こちらの商品の場合、楽天市場では4個セットで販売されています。

「楽」に4と入力して再計算すると、1個当たりの仕入れ値は 1,740円として計算されます。わざわざ電卓を叩いて、1個あたりの値段を計算する必要がないのでサクサクとリサーチできます。

逆にAmazon側の商品が複数個入りだった場合、個数欄の「Ama」に、まとめ売りする個数を入力して「再集計」ボタンを押すことで 利益計算を行うことが出来ます。

1個 2446 円を 3個まとめ売りの場合、仕入値:7338 円として計算されます。
プレビュー機能について
「rakuten.co.jp」サイト内のすべてのリンクに対して、マウスカーソルを載せると画面右下にプレビューが表示されるようになっています。
(リンクからカーソルが外れるとプレビュー表示は消えるようになっています )
プレビュー画面内にはラクゾンのパネルが表示されますので、ページを移動する前にざっくりとしたリサーチ結果を閲覧することができます。

※楽天のサイトは非常に規模が大きく、いろんな種類のリンクがあるため、プレビュー表示ができるリンクと出来ないリンクがありますのでご了承ください。
基本的に商品ページへのリンクは表示できるかと思いますが、PCの環境によってはマウスが載った/載っていないの判定が正確に行えない場合もありますのでご了承ください。
ページが重くなるなどの理由で、プレビュー機能を利用したくない場合は、オプション画面より、プレビュー機能を 「無効」にすることも可能です。

また、画面右側のリンクを開く場合は、
プレビュー画面は画面左下に表示されます。

利益計算式
利益計算は次のような計算式になっています。
●利益額(①)
= 販売価格(②) – 仕入れ値(③)
- Amazon手数料(④) + クーポン総額(⑤)+ 獲得ポイント(⑥)
※販売価格
カート価格があればカート価格を
採用し、なければ新品最安値を採用
※Amazon手数料
販売価格をもとにAmazonのAPIより
販売手数料+FBA手数料を取得
※仕入れ値はクーポンによる値引きを加味
●利益率(⑦) = 利益額(①) ÷ 販売価格(②)

ラクゾンユーザー機能
こちらは、2020年12月に追加となった機能で、ラクゾンの利用者がその商品を何人リサーチしたかを表しています。

●RU数
ラクゾンユーザー数
●(本日)
本日リサーチした人数
●(直3)
直近3日間にリサーチした人数
●(直7)
直近7日間にリサーチした人数
リサーチした人数とは、プレビュー機能での閲覧も含めて、ラクゾンで利益計算を行った人数となります。
※1人のラクゾン利用者が1日に複数回
その商品をリサーチした場合は、1名でカウント
※1人のラクゾン利用者が、昨日・今日と
その商品をリサーチした場合は、
それぞれの日付に1名とカウントされるので、
(直3) (直7)には 2 名分としてカウント
※ (本日)の定義は、
その日の午前0時から、午後 23:59 まで
※ラクゾンユーザー数の集計は、ASIN単位
仮に該当ASINの商品を複数のショップで
取り扱われていた場合でも、ラクゾンユーザー
数の集計は、ASIN単位に行われます。
以上がラクゾンの使い方についての説明になります。使い方をマスターしてラクゾンを使いこなしましょう!